株式投資で勝つための銘柄選別法
どんな銘柄に投資するか
・PBRの低い銘柄 P56
・PBR(株価純資産倍率)=株価÷1株当たり純資産(BPS)
PBRとはPrice Book-value Ratioの略で、株価が1株当たり純資産(BPS:Book value Per Share)の何倍まで買われているか、すなわち1株当たり純資産の何倍の値段が付けられているかを見る投資尺度です。
※PBRが1倍である時、株価が解散価値と等しい
・EPS(1株当たりの利益)=当期純利益÷発行済株式総数 P57
EPSとは「1株当たりの当期純利益」を計算するものです。
「Earnings Per Share」の略で、直訳すると「1株当たりの収益」という意味です。
EPSは、当期純利益を発行済株式総数で割って計算します。
・PER(株価収益率)=株価÷EPS(1株当たりの利益)[当期純利益÷発行済株式総数] P60
株価収益率(Price Earnings Ratio)のこと。
PERが高いと株価は割高で「売り」、低いと割安で「買い」と判断されます。PERは、株価の割高度、割安度を測る指標ということもできます。
大事なポイントはそのPERが将来にどのように変わっていくかということです。
投資で最も大事なのは「変化」と「想像力」
割安の定義はその銘柄が将来実現すると考えられるEPSに対して現在の株価が割安かどうか
決算短信で出てくる業績数値が変化している。P62
例えば安定して10%の売上成長していた企業が、ある年に新製品の投入で突然20%の伸びを見せたら変化である。円安で伸びた場合は変化とはいえない。
そうした変化の端緒を見つけたら将来がどうなるか「想像力」を働かせる。P63
事実を知ることによって想像力は養われる
現実に起きた事象パターンをとにかく拾い集める
疑問を持つことで投資力が磨かれる。P67
数字の先にあるストーリーを見る。P69
なぜ中小型株に投資するか。P74
買い方、売り方、見分け方のポイント
「いつか上がるか」ではなくて「いつ上がるか」P82
目論見が外れたらなぜ評価されなかったを考えて持ち続けるか売却するか判断する。P84
ストーリーはなるべくシンプルにP85
アップルやGoogleのゲームアプリランキング上位はとてつもない利益を出している。
誰が考えてもそうなるだろなというストーリーを掲示できる企業の株は素直に上がっていく。
アイディアを多数持つことで塩漬けを回避する。P87
1つが思い通り行かなくても次に行けるように準備しておく
チャンスは平等にやってこない P95
緻密な調査と分析に裏打ちされた割りのいい勝負であれば、相応のリスクを取るべき
株式投資のキホン
プロはこうして銘柄を選ぶ
投資アイディアの発見 P169
四六時中投資アイディアを探す P170
実際にお店を利用してみる P171
より詳細に調査する P174
・「損益計算書」にある売上高、営業利益に丸をつけ、それらの伸び率や営業利益率が改善しているかどうかなどを確認する。P179
・「貸借対照表」で資産の部の棚卸在庫、売掛金に丸をつけ、これらが売上高の伸びよりも低く抑えられているか確認する。
・負債の部の短期長期借入金、資本の部の額のも丸を付け、ネットD/Eレシオ[(短期長期借入金ー資産の部の現預金)÷資本の部]を確認する。
伸びる会社のサイン
・収益性が向上している。P178
・経営者がROEの向上を意識している。
ROE(自己資本利益率) = 当期純利益÷ 自己資本 × 100
・収益性の高いところへ投資している。
・多くの人を幸せにしている。P180
・ガバナンスがしっかりしている。
伸びない会社のサイン
・本業と全く関係ない事業をもっている。
・中期経営計画に数値目標が明記されていない。
・自社ビルを建設する。
・本社の受付嬢がやたら美人
・社長が業界紙以外のメディアにで始める。P184
ポートフォリオの組み方と勝つ投資家のメンタル
エントリーのポイント
1ドルコスト平均法を用いる。P187
定量より定額で買う。
2テクニカル分析を使う。P189
・移動平均法 P191
・一目均衡表 P193
・RSI P194
RSIとは、「Relative Strength Index」の頭文字をとった略語です。「相対力指数」になります。買われすぎか、売られすぎかを判断するための指標として利用されています。RSIは、過去一定期間の上げ幅(前日比)の合計を、同じ期間の上げ幅の合計と下げ幅の合計を足した数字で割って、100を掛けたものです。いくら値上がり、値下がりしたかはRSIでは判断できません。数値は0~100で表され、一般的に70~80%以上で買われすぎ、20~30%以下で売られすぎと判断されます。
勝てる投資家のマインドセット
投資には「信念」と「忍耐」が必要である。
感想
最初はうまく行かなくても続けて行きたいと思います。